アルツハイマーと認知症の違い

アルツハイマーと認知症って何が違うの?

「認知症」とは病名ではありません。症状です。
主に記憶障害や判断力の低下、状況の把握ができない、などのことをさします。
そしてその原因となる病気→アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症などになるのです。

 

おなじ「痴呆」にからんでくるので、混同されている場合が多いですね。

 

アルツハイマー型認知症とは、認知症の中で最も発症率が高く男性よりも女性の方が多い傾向にあります。
原因は脳に特殊なたんぱく質が溜まることで脳の細胞が死滅し、脳が萎縮して情報が上手く伝わらなくなっていきます。初めは物事を記憶するのに重要な役割を担っている海馬から萎縮が始まりますが、徐々に脳全体が委縮していくので体の機能も衰えていきます。そうすることによって、二次性の呼吸器合併症などを引き起こして死に至るケースもあります。残念ながら、アルツハイマー型認知症に対して現代の医療をもってしても特効薬のような有効な治療薬も治療法もありません。
しかしながら、この病気は突然発症するものではなく、少しずつ進行するもののため早期発見および早期治療で進行を遅らせることが可能です。
アルツハイマー型認知症の初期症状として記憶障害が挙げられます。これは記憶を司る海馬から萎縮が始まることで起こる症状で、特徴として最近の出来事を忘れて昔の出来事は覚えている方が多いです。そのため、曜日や時間、現在地の判断、人の顔の識別、簡単な計算などができなくなってきたら注意しましょう。その他に会話が上手くかみ合わなかったり、趣味などに関心が無くなっていくなどの症状もあらわれます。
小さな変化なので本人が気づかないこともあります。ご家族の方が日頃から観察し、何か違和感を覚えた際は医療機関へ受診するように心がけましょう。